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OnePlus 7TのVoLTE有効化でハマった話

OnePlus 7Tは中国のスマホで、安く性能が高いことが特徴だ。もともと使っていたXperia XZ Premiumが突然故障したため、代替機としてebayから購入した。

 

 

基本的に値段も安く優秀なデバイスなのだが、VoLTE周りだけは厄介で、いくつかあるモデル(CN/IN, NA, EU)の、もともと想定された通信キャリア以外、つまり私のように、CN/INモデルを購入し日本で使う場合などに、VoLTEが使えないようにサービスが走っているらしい。どうせならVoLTEは使いたいし、そのような設定になっていること自体がいらいらする。

 

VoLTEを有効化する方法は様々なサイトで紹介されているためここでは割愛するが、手順通りに実行してもQPSTとPDCがデバイスを認識してくれず、かなり手間取ったため、同じような事態になった方への道しるべとして、この記事を記すこととする。

 

私の場合、という但し書きは付くが、デバイスマネージャーを見る限り、USBで接続してもOnePlus 7TがQPSTやPDCに認識されないのは、COMポートのドライバーが正しくインストールされていないことが原因らしい。USBで接続されたOnePlusとPCは、COMポートを経由して通信を行う。そのため、Qualcomm HS-USB Diagnosticsドライバーが必要なのだが、どこにも表示されていない。

また、*#801#から入るEnginnerModeの「Serial」も、タップしてもEnginnerModeのアプリが落ちてしまい有効化できない。どうやらこれは有効化しなくてもいいようなので、「Full-port switch」のみOnにしたが、結果的に問題はなかった。

 

さて、ネットで検索すれば上記のCOMポートドライバーは簡単に見つかるのでそこまではいいのだが、私が落としたものはドライバーの証明書がちゃんとしていなかったらしく、インストールはできたものの、しばらくすると署名が無効という警告が表示され、使用できない状態になった。

そのため、一回当該デバイスをアンインストールし、Shiftキーを押しながらスタートメニューから再起動。トラブルシューティング→詳細オプション→スタートアップ設定から再起動し、ドライバーの強制署名をオフにして起動する。再起動後、OnePlusを接続し、デバイスマネージャーからハードウェアの変更スキャンを実行すると、無事に認識された。

 

あとはほかのサイトで紹介されているように問題のサービスを無効化し、消し、必要なサービスを有効化したのちにActiveする。再起動するとしっかりVoLTEが有効になっていた。やったぜ。

 

私はDocomo回線だが、VoLTE-CUを有効化しただけでVoLTEが使えるようになった。場合によってはSpain_VoLTE_VodafoneやIndia_VoLTE_Vodafoneを有効にしないといけない場合もあるようなので、まずはVoLTE-CUを試してみて、駄目ならそっちを試すといいと思う。Indiaのほうは有効にするとSMSの受信ができなくなるらしいのでお気を付けを。

ちなみにSub0がSIM1、Sub1がSIM2の設定らしいので、複数のSIMを入れている方はそのSIMのキャリアによってVoLTE-CUだったりSpain_VoLTE_Vodafoneだったりにする必要がある。キャリアによってはAPNをいじる必要もあるようだが、詳しくないためここでは不用意に触れないようにしておく。

 

あーめんどくさい、なんでこんな仕様なのかなぁ...